比で57歳韓国人男性射殺=韓国警察「嘱託殺人の可能性も」 [12/26]犯人ら、立ち去ろうとして引き返し被害者を銃撃
同居女性には顔をそむけるよう命じる
韓国警察「嘱託殺人の可能性も」
今月20日、フィリピンで殺害された50代の韓国人男性は、同居中の女性が見ている前で、犯人が放った6発の銃弾を浴び、絶命したことが分かった。韓国警察庁が25日発表したところによると、20日午前1時30分ごろ(現地時間)、フィリピン中部バタンガス州マラル市で建設業を営むJさん(57)の建設現場の宿舎に、覆面姿の4人組の男が押し入った。うち2人はサイレンサー(消音器)の付いた45口径の拳銃を、1人は22口径の小銃を持っていた。
まず寝室に押し入った男らは、Jさんと同居していた現地人の女性の口をふさぎ、手足をひもで縛った。さらに別の部屋で寝ていた家政婦もひもで縛った。その横には生後8カ月の男児(Jさんの息子)が寝ていた。
男らは金を要求し、Jさんは1万ペソ(約2万5500円)を渡した。男らは金を受け取った後も、電気炊飯器など金になりそうな物を持ち出し、車に積み込んだ。だが、車が出ようとしたとき、一人の男が宿舎に引き返し、Jさんに拳銃を向けた。
Jさんは胸や腕などに計6発の銃弾を浴び、その場で死亡した。この男は銃撃の直前、Jさんのそばにいた同居中の女性に対し「顔を別の方向に向けろ」と命じていた。
このような犯行当時の状況は、事件発生の翌日に現地に派遣された韓国警察の要員4人が目撃者と面談し、現場調査などを通じて再構成したものだ。
韓国の警察官たちは、現場に会った監視カメラの映像の画質を補正し、男らが乗ってきた白いスポーツタイプ多目的車(SUV)などを確認、犯行現場から4キロ離れた高速道路の料金所をこの車が通過する監視カメラの映像も確保した。
フィリピン警察は当初、この事件を単なる強盗と推定していたという。だが、現場を立ち去ろうとした犯人が再び引き返し、Jさんだけを殺害した点などから考えて、嘱託殺人の可能性もあると韓国警察はみている。
Jさんは同居中の女性とは別のフィリピン人の妻と7-8年にわたって別居しており、離婚訴訟の審理が続いていたほか、事業をめぐって現地人と金銭的なトラブルも抱えていたという。警察の関係者は「捜査官たちが確保した証拠や、分析した内容をフィリピン警察に引き渡した」と話した。
[クァク・レゴン記者]
ソース:朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/26/2015122600495.html
<ヽ`皿´> けしからんニダ!